車のタイヤから「キーッ」「キュルキュル」というような、高い音が聞こえたことはありませんか。
この音は「スキール音」と呼ばれており、この音が聞こえたら早めに対処しましょう。
今回は、スキール音がするのはなぜなのかについて説明します。
▼スキール音とは
通常、タイヤが路面を十分にとらえているときには、スキール音はしません。
しかしグリップ力が低下すると、タイヤと路面が過度に擦れ合い、スキール音が発生します。
またこの音は、グリップの限界を超えそうなタイミングのサインにもなります。
▼スキール音がするのはなぜ
■急アクセルや急ブレーキ
急発進や急停止の時は滑らかな回転ではなくなり、停止と滑りを繰り返します。
この間欠的な動きが、スティックスリップ現象です。
スティックスリップ現象によってスキール音が発生するので、急ブレーキや急アクセルはしない運転を心がけましょう。
■タイヤの劣化
安全運転しているにもかかわらずスキール音が出る場合は、タイヤに異常がある可能性が高いです。
タイヤは経年劣化により硬化したり、溝がすり減ったりします。
劣化すると、タイヤと路面が激しく擦れ合ってスキール音が発生するので、その場合はタイヤを交換しましょう。
■まとめ
スキール音とはタイヤのグリップ力が低下することにより、路面が過度に擦れ合って発生する音です。
急ブレーキや急ハンドルなどの危険な運転は避け、落ち着いて安全に運転することが大切です。
また、タイヤの劣化によってもスキール音は発生するため、早めに新しいタイヤへ交換しましょう。
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