タイヤに付いているヒゲやラインの正体は何？

新品のタイヤに見られるラインやヒゲは、何のためにあるのかご存じでしょうか。
ヒゲを切るとタイヤに何か影響があるのか、また放置していて大丈夫なのか気になりますよね。
この記事では、新しいタイヤのトレッド面にあるラインやヒゲについて、詳しく解説していきます。
▼タイヤに付いているヒゲやラインの正体とは
■タイヤに描かれている線
新品のタイヤには、トレッド面に黄や白・緑などのラインが描かれています。
このラインは識線といって、作業員がミスなくトレッドゴムを貼る作業をするための目印として描かれています。
■タイヤに付いているヒゲ
ヒゲの正体は製造過程のクライマックスで、加硫時のエア抜きに付く跡です。
正式名はスピューで、直訳すると吹き出す・吐くという意味になります。
クルマを走らせているうちに削れて見えなくなりますが、急ぎで取りたい場合はタイヤの皮剥きを行うと良いでしょう。
■ヒゲやラインを除去したい場合
タイヤのヒゲやラインは運転しているうちに自然に消えるので、カットする必要はありません。
どうしても気になる場合は、タイヤの形状に合わせてニッパーで傷つけないようカットしましょう。
またレースで使用する場合は、ヒゲがタイムに影響する可能性があるので、除去する場合がほとんどです。
▼まとめ
新品のタイヤには、製造工程にて付くラインやスピューがある場合があります。
車の走行には影響ありませんが、気になる場合は購入後に慣らし運転をする事で除去が可能です。
『S1オート』では、タイヤ交換はもちろん、持ち込みパーツ取り付けや車検・整備など、豊富なサービスを行っています。
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