タイヤのトラブルとしてよく聞く「パンク」と「バースト」には、違いがあるのをご存じでしょうか。
パンクとバーストは同じ意味でとらえられがちですが、明確な違いがあります。
今回の記事では、この2つの違いについて詳しくご紹介します。
▼パンクとバーストの違い
■パンク
パンクはタイヤに何らかの理由で穴が開いてしまい、そこから空気が徐々にもれていく現象です。
典型的な例として、道路に釘やガラスが落ちており、それがタイヤに刺さることがあります。
タイヤに異物が刺さった場合、タイヤから徐々に空気が抜けていってしまいます。
初めは気付かず、時間が経ってから車を使用しようとすると、タイヤから空気が完全に抜けていることがよくあります。
■バースト
バーストはタイヤが突然破裂する現象で、車の制御が難しくなります。
走行中の激しい発熱による強度の低下や、縁石にタイヤが強く当たることなどが原因で破裂します。
バーストが発生すると、ハンドルが取られたり、車が急停止するため非常に危険です。
またタイヤは破裂してしまうため、そのままの状態では運転を続けられません。
▼まとめ
パンクは空気が徐々に抜ける現象であり、バーストは急激なタイヤの破裂を指します。
パンクは比較的車のコントロールしやすく、適切な対処ができることが多いでしょう。
一方バーストは、交通事故の原因になる可能性が高いため、注意が必要です。
千葉市の『S1オート』では、車全般のメンテナンス作業を行っております。
パンクやバーストの予兆がないか、タイヤの点検作業も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
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